• 野田 綾

【蘇る、自分のルーツと身体感覚】  ゆったりセラピーアシスタントを終えて2018 その1



 半年間のゆったりセラピー基礎講座のアシスタントが終了しました。



 ゆったりセラピーとは、からだを通したセラピーの1つ。

 ゆったりと、深く触れられ、

 存在そのものを大切にされることで、

 自分自身の本来の健やかさや、

 統合感を取り戻していくセラピーです。



 親子きずなサロン〜月とアロマと〜では、

 この「ゆったりセラピー」に基づいて、

 触れる質を大切にしています。



サロンのそばを流れる川




 ゆったりセラピーのルーツは

 1960年代にアメリカのカリフォルニアで生まれた

 エサレンアプローチ。



 通常のアロマトリートメントは、

 ショーツは身につけたまま、

 背中、脚、と別々に分けて触れていくのですが、


 エサレンアプローチは、身にまとっているものは全て外し

 上半身から下半身を1つに繋げるような、

 流れるようなロングストロークが特徴です。

 (タオルで、触れていない部分を包みます)

 



 上半身と下半身、からだと心を

 バラバラに分けて捉えるのではなく、

 1つのかけがえのない「わたしのからだ」として

 大切にされる中で、

 心身の統合感を取り戻していく・・・




こころとからだの灯りをともす、そんな場所になりますように




 エサレンアプローチを日本に最初に持ち込んだ

 鎌田麻莉さんが、その本質を

 日本の風土の中で、

 海外からの借り物としてではなく、

 古来の日本人の身体技法を蘇らせながら、

 生み出したのがゆったりセラピーです

 (オイルトリートメントの「心で触れるボディーワーク」と

  着衣の「ゆったり整体」があります)




「蘇らせる」。



 岩手県の花巻市で農家の家に育った

 麻莉さんにとっては

 古来の日本人の身体技法は、

 「蘇り」ではなく、自然なことだったのですが、



 若い頃、イギリスに暮らし、

 家の中も食生活も

 どちらかというと洋風であった両親に

 育てられた私は、


 30代で初めてゆったりセラピーに出逢い、

 その後、

 日本家屋の麻莉さんのご自宅兼スクールで

 時には寝食を共にしながら、

 ゆったりセラピーの修練を重ねていくうちに、

 どんどん、自分自身の日本人としての身体感覚が

 蘇ってくるのを感じました。





 内側に空間が広がる感覚・・・



 そして、それは、深い喜びでもあったのです。





わたしがわたしであることに


深い喜びを感じる。


そんな感覚・・・






ルーツといっても、

国籍、という狭く小さな範疇ではなく、

もっと大きなスケールで、



農耕民族として、

祖先から脈々と受け継がれてきた

からだの伝承であり、知恵であり、


身体技法、古武術とも通じるものかもしれません。





おかえりなさい、と迎えてくれるサロンから見える山





自分がなぜ、岩手に惹かれるのか、



なぜ、山々と川の麓でサロンをひらくのか、




からだとこころが喜ぶ方向へ進んだ結果の

「今」ですが、




ゆったりセラピーを通して、



人間の歴史というスケールで、



からだの記憶が蘇っていくのを感じています。






わたしは、わたしだけのものではなく、


長い生命の歴史の中で、


続いてきていることに気づくような・・・





もしかすると、今だったら、



西洋風の建物のサロンではなく

日本家屋のサロンにしたかもしれないと

思いながらも、


そういうことすらも統合していくような



今の自分を受け入れていく強さを


セラピーを通して、私自身、

養われているような気持ちがしています。 



(その2へつづく)

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