雪も舞い降りる盛岡ですが、
小さな春をみつけました。
昨日、ふと、
サロンの名前
親子きずなサロン〜月とアロマと〜
の由来を考える機会がありました。
「こどもはいないのですが、行ってもいいでしょうか」
そんなお問い合わせを受けることがあります。
お答えは
「もちろん大歓迎です・・・!」
🌙
「親子きずな」 という言葉を思い浮かべた時
私は、必ずしも、
血の繋がりは意識していませんでした。
「サロン」で終わらず、
〜月とアロマと〜
とつながるのは、
自分の本当の内なるものと
しっかり繋がって生きる
そのことを支える場としてありたかったからです。
ここに今、生きている
ということは、
みんなかつて
こども時代があったということ・・・
世間体とか、
外側からの評価とかに捉われない
自分の中の
生き生きした部分を
取り戻したい方・大切にしたい方
に向けたサロンなのでした。
生き生きとした大人がいてこそ、
こども達も、
「安心して、今を生きる」ことができます。
🌿
25年くらい前でしょうか。
まだ10代だった私は、
「生涯発達の心理学」という言葉を初めて知り、
その本の著者より
直接教えを受ける機会に恵まれました。
当時はまだまだ「三つ子の魂100まで」
という考え方が主流だった時代。
3歳までは、確かにとても大切な時期であるけれども、
それで人生が決まるのではなく、
成長過程での様々な豊かな人間関係がとても大切
「人は生涯にわたって発達し続ける」
という考え方に
目が拓かれた気持ちがしました。
🌿
最近、また1つ素敵な本に出逢いました。
悪い、とわかっていても
シンナーをやめられないこどもに
「どうすればいい?」と尋ねた
保護司のばっちゃん(中本忠子さん)。
「腹がいっぱいになったら忘れられる」
と少年。
ならば、と
居場所のないこども達に
39年間、300人以上に
ごはんを作り続け、
こども達は、その後、
大きな事件を起こしたり
再び刑務所に戻るようなことにはならず、
「彼女ができた」とか
「レシピ教えて」
とか、大人になっても
ばっちゃんと連絡を取りあっていること。
🌿
ばっちゃんとこども達は
血の繋がりはありませんが、
「信じる」
からはじまる関係性。
こどもが信頼できる大人、とは、
まず、自分自身を信頼している大人に
他なりません。
自分を信頼せず、
人を信じることはできないから・・・
幸せも同じ。
だから、
自分の真ん中とつながって
在ることそのもの
を大切に思う
すべての方にひらかれた
場所として、
わたしもいま、ここにいます。
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