ずっとお会いしたかった、園芸療法家にお目にかかる機会を得ました。
「植物と会話するのが好き」という言葉に
同類(同志?)を見つけたような、うれしい気持ちに。
以前、川の橋の上から愛でていた木々が
行政の方針で切られてしまったとき、
自分の身体の一部を失ったような気持ちがしました。
今も、そこを通るたびに、
胸の痛みを覚えます。
そんな悲しみも分かち合える、仲間を得たような。
その庭は、25年かけて、人を癒す場所になっていました。

いのちあるものは、いずれ皆、土に還っていくけれど、
その土は、今あるいのちの根っこを支え、
新たな命をも育んでくれる。
土の香りと、草花と、
美味しい食卓を分かち合える人がいること。
だからこそ、わたしは、土の香りのする場所で、
人をお迎えするサロンをひらいているんだ、
と改めて気づかされました。
いのちを育む心とからだの土を耕す・・・
そんな一つの手に、わたしもなることができますように。
Comments