• 野田 綾

【月あそび開催しました】わたしが作る3種の酵母とかぼちゃ甘酒



   秋のひかりは、心を包んでくれるような優しさを感じます。


   

   月あそび。

   心がホッとして、内なるものを大切にできるような

   そんな時間になりますように、と祈りを込めて。

   



   昨日は、遠野より、

   発酵技術研究者の九鬼なつみさんをお招きして

   月あそびにて、

   3種の酵母とかぼちゃ甘酒を作りました。


    最初にかぼちゃ甘酒を仕込むところから・・・

  


講座内の、1時間半くらいで

あっという間に甘酒ができてしまう。

この、「袋で作る」甘酒の手法、

ご参加者より、「目からウロコ!」「これならできそう!」

と喜びの声が上がりました。



もともと医薬品の研究開発をしていた科学者である

九鬼なつみさん。

その後、薬に頼らない健康な生活を、と

日本古来の発酵文化に着目。

「発酵を面白がりながら」

食卓からの健康を提案されています。


今回も、身のまわりを面白く科学する視点で

「発酵の学校 〜微生物の世界をのぞいてみよう〜」

と称して、

わかりやすいレジュメとともに、

たちまち、私たちをミクロの世界にいざなって下さりました。


左側が、米麹。右側は、レーズン酵母。

この「学校」を体験中に、

かぼちゃ甘酒のアイスの試食をしていただきました。


美味しい!の笑顔が広がります。



甘酒はそのまま食べても美味しいですが、

凍らせるだけで、とても美味しいアイスになります。

ブレンダーにかけると、

麹の粒もペーストになり濃いお味に。

無糖のピーナッツペーストや、豆乳、豆腐などを入れて

乳製品なしで、こくのあるアイスクリームを作ることもできます。



微生物の世界を学んだ後は、

「りんご」「レーズン」「ハーブ」の3種の酵母作りを。


ハーブはサロンのお庭から。

当日の朝に摘んだフレッシュタイムを。

サロンで朝に摘んだタイム。パセリとバジルはサラダとピザに。


 岩手のりんご、そして、

 オイルコーティングしていない有機栽培のレーズンを使って

 3種の酵母を仕込んでいきます。



なんだかバーバリウムみたい。

生きて、育っていくバーバリウム。


見ているだけで心がはずみます。





酵母のお話の間に、私は、

なつみ先生お手製の酵母ジュースの用意を。


酵母の力で生まれた天然の炭酸ジュース。

こんな風に、美味しいドリンクにもなるなんて。





実は、ご本人も公言していらっしゃるように、

妊娠後期のなつみ先生。


遠野から盛岡までの道のりを考えて、

前日は、「月とアロマと」のサロンにお泊まりいただきました。


この夏に出逢ったばかりの、ほぼ初対面なのに、

お互い、すでに家族のようにくつろいで、

衣食住共にする、って

なつみさんも、遠野のお仲間に驚かれたようですが

(まだ1回しか会ってないんでしょ?とか笑)



からだの声に耳をすませて

決めたことは、いつもこんな風に、

幸せな時間と空間を生み出すような気がしています。



出逢いって、期間ではなく、

直感的な、

内側からの、響き合いなのかもしれません。


瓶は1つ1つ熱湯消毒。大きな瓶は取り出すときに火傷にご注意。

前日の準備や仕込みもたくさんあって、

まるで、学生時代のゼミ仲間との合宿みたい、

と笑い合いながら、

どこか懐かしい気持ちに。

蓋の消毒も大切です


当日の試食用に

なつみさんが焼いたレーズン酵母のベーグルと

りんご酵母の丸パン。

美味しく出せる温め方を前夜にチェック。



わたしは、ハーブ酵母を担当。

タイムの酵母で、ピザ生地、

ローズマリーの酵母で、フォッカッチャを。



ローズマリーの自家製酵母パンは

液をそのまま用いる手法で、

なつみさんと生地を確認しながら、

祈るような気持ちで、一晩の2次発酵を。



講座1ヶ月前からお互い試作しつつも、

酵母は生き物。



料理教室ではなく、

酵母の活かし方がテーマだから、

失敗したとしても、それは学びとして、

ご参加者の皆様とも共有したい。



当日の朝目覚めたら、ちゃんと膨らんでいて、

生きている力の大きさを感じました。


「待つ」ことの大きさ。


オリーブオイルと塩とローズマリーのシンプルなフォッカッチャ


そのドキドキや過程も、月あそびの場で共有しながら、

試食をしていただきました。



タイム酵母のピザ生地は

熟成が進んだからか、スモークチーズのような風味に。



家庭で楽しむ手作りパンにおいては、

毎回味が変わってもいい。



生きている、ということは、

変わっていく楽しさを味わうこと。



失敗から工夫や変化が生まれるから、

本当は、

人生に「失敗」なんてないのかもしれない。





作ったら、どんな風に日常に活かせるか、まで

目に見える形でお伝えしたいから・・・




「心が満たされる」

「また明日から、元気にやっていける」


ご参加者の皆様が口々におっしゃって下さり、

柔らかい笑顔でお帰りいただくのを見送りながら


素晴らしい時間を共に紡いでくださった

全ての皆様、支えて下さったご近所の皆様に

心からお礼申し上げます。


おのおの仕込んだ3種の酵母。

今回、さらに嬉しかったのは、


講師のなつみ先生ご自身、

「こんなに喜んでいただけて、そして、

 皆様の食卓が変わっていくのが感じられた講座はなかった。

 本当に楽しい、

 私にとっても、とても幸せな時間でした」


とおっしゃって下さったこと。







月あそびでは、

講師の先生の、「子育てしながらはたらく」も

応援しています。



なつみ先生がご出産され、養生の後、

ご希望を伺いながら、よきタイミングで

また、「発酵の学校」を

月あそびでも開催できたらと願っております。


来年以降は、

キムチや醤油、納豆などの企画などなども・・・



自然治癒力が家庭の日々の生活の中で

育まれたら、本当に素敵なことですね。



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