昨日は午前中は、いわて生協ハピママコープさんにて、
0歳から3歳のお子さんを子育て中の女性向けに、
「冬に潤う、しっとりシアバタークリーム作り」を担当させていただきました。
午後からは、産婦人科にて、
妊娠後期の女性のための、アロマとハーブの講座、
そして、そのあとは、産褥期の女性へのアロマケアを。
朝から夕方まで、
講座2つと、トリートメント。
いのちを真ん中に生きている女性達が、
健やかに、幸せな日々を過ごせますように・・・と
祈るような気持ちにある中で、
妊娠後期から、産褥期、そして産後にかけて
アロマセラピストとして濃縮して関わることができた
とても幸せな1日でした。
シアバタークリーム作りは、
「思ったよりとっても簡単!」というご感想を多く頂きました。
「自分で、家族に合わせたお手当ができるんだ」
そんな自信を持っていただけたら本当に嬉しく思います。
湯煎して溶けたバターを冷やしクリームにするために
冷蔵・冷凍庫のない会場では工夫が必要。
昨年は降りたてのふかふか雪を持参しましたが、
毎年同じだとつまらないですし、
雪が少ない今年。氷の方が身近です。
植物療法士としても、お伝えできること
皆様に喜んでいただけることは何だろう・・・
そうだ! お花の氷を作ろう!
ちょっとした遊びごころ。ワクワクする気持ち。
そんな小さな喜びが、いのちを預かり、緊張しがちな日常に
そっと彩りを添えてくれることを願って・・・
お水の中にきらきら光るお花は、宝石のよう。
まるで、フラワーエッセンスを手作りしているような気持ちに。
朝になり、無事「お花の氷」が完成しました。
当日の材料セットの一部。喜んでいただけますように・・・
溶かしたシアバターとオイルの調合は、
このお花の氷の上に置き、上から雪を各自でまぶして頂きました。
ちょっとしたフラワーパフェをイメージして・・・
自然療法、アロマセラピー、というと
「精油ありき」と受け取られがちですが、
まずは、季節を感じ、自分の中の自然を感じるところが
はじまりだと私は感じています。
「あ、気持ちいいな」
「呼吸が深くなる気持ちがする」
そんな、自然の一部である
自分自身のからだの声に耳をすませ、
内側の感覚を大切にしていくことで
自分や、目の前の小さな人(こども)、パートナーとも
深い部分で繋がっていく関係を築いていく。
赤ちゃんにとって、いちばんの香りは
お母さんの香り。
だから、ご自身が、ふわっと幸せを感じる香りを
ほんの少し。
本物で、ピュアな濃縮された香りだからこそ、
1滴のパワーはとても大きいから・・・・
エッセンシャルオイルを
使いすぎない大切さをもお伝えします。
そして、セルフハンドケアに加え、
セラピストとして、
お一人お一人の手を少しだけケアさせて頂いたのですが、
「こんなに気持ちいいんですね」
と、笑みがこぼれていくご様子を目の当たりにし、
改めて、乳幼児を子育て中の女性が、
日々どんなに頑張っていらっしゃるか、
手のひらを通して伝わってきました。
病院で、妊産婦さんへのケアから、
地域で子育て中の方々への自然療法。
自宅サロンの方は、当事者のみならず、
普段は頼られる立場にある、
対人援助職に携わる方々、
「先生」と呼ばれる立場にある方々も、
安心して弱音を吐ける、ホッと
全ての肩書きを外して、「そのままのご自身」に
戻れる時間を大切にしています。
頑張りすぎて、燃え尽きる前に・・・
40代、50代と、これから迎える日々も楽しみになるように。
60代は女性にとって心身が楽になるとも言われています。
最近は、更年期障害のご相談を受けることもあり、
帰宅したら、注文していた専門誌が届いていました。
若さも素敵ですが、同じように、歳を重ねるのも素敵なことと
私は感じています。
20年前に戻りたいか、というと、
そうは全く思わない自分自身に気づきました。
今生きていること、今日と明日が嬉しくなる。
そんなひとときに、植物と香り、人の温もりがそっと
お役に立ちますように・・・
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