7月14日、15日は、
まんまるママいわてさん主催、マドレボニータの産後ケア講座が
盛岡、北上、大船渡で開催されました。
当日の模様は
マドレボニータの吉田紫磨子先生のブログをぜひご覧ください。
http://dailyshimang.blogspot.com/2018/07/20187.html
主催のまんまるママいわてさん。
東日本大震災をきっかけに、ママと赤ちゃんを守るために立ち上がった
助産師さんの団体です。
私は、盛岡講座の当日ボランティアスタッフとして
自分ができる範囲での
ごくごく本当にわずかなお手伝いでしたが、
開催を待ち焦がれていた1人ではありました。
産婦人科で、産後のアロマケアに携わっている私ですが、
出産後、まだ体力も回復していない入院中に、
ママ達が安心してアロマトリートメントを受けられるのも、
産婦人科医や、助産師さん達によって守られた
「安心」「安全」が土台にあってこそ。
今回も、開催を支えたまんまる助産師さん・スタッフさんの、
専門性に裏打ちされた深い愛を感じ、
改めて、心から尊敬しました。
マドレボニータの講座は
有酸素運動
セルフケア
コミュニケーションワークの3本柱ですが、
今回のワークのテーマは
「人生・仕事・パートナーシップ」について。
初対面から1時間半で、
このテーマについて、本音で向き合える。
それは、マドレボニータならではの
「産後」に特化した、練り上げられたプログラムだから
と言えるかもしれません。
考えてみれば、
人は、香りも植物も、
日常生活の中で、なくても生きていけます。
妊娠中から産後においても、
医師や助産師さんはなくてはならない存在ですが、
アロマセラピストは、いなくても全く問題ありません。
そう思うと、本当に謙虚になれるし、
私は私の立場で何ができるか
を改めて問い直す、貴重な機会になりました。
必要なケアの中に
ふっと
自然の香りが入ってきて
消えていく。
赤ちゃんを抱えて
常に緊張の中にあるママが
ふっとゆるんだり、
母子を守るために
同じく最前線の緊張の中にある、
当事者を支える方々にとっても、
少しホッとするひとときを持てるように。
香りや、触れる感触が消えた時、
呼吸が深くなっているように。
こんな風に、
自分自身や職業のことを
見つめなおすことができる幸福も、
こうして、
同じ分野の違う職種や立場の方々と交わるからこそ。
まんまるママいわてさんや、
マドレボニータの活動に触れることは
私自身の学びと成長にも繋がっているのを感じます。
本当にありがたいな、と思いました。
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