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執筆者の写真野田 綾

【産後セルフケアアドバイザー養成コースを終えて】本来持つ力を信じる

更新日:2021年7月25日




先週の日曜日は、今年1月から3月にかけて



産後セルフケアアドバイザー、指導士の活動報告会が開催されました。




産後セルフケアアドバイザー は、

日本で初めて産後ケアの必要性を提唱してきたマドレボニータ

23年間の知見を生かし、

産後クライシス防止のための具体的なお話や

肩こり予防や、身体に負担をかけない授乳や抱っこの姿勢などお伝えしたりします。


産後が起点となる社会問題について学び、ケアの必要性についてお伝えする

産後ケアサロンを開催できる資格です。




今、早速、学んだことを生かし、

日々お会いする産褥期の女性へのアロマケアの現場で

身体に負担のかけない姿勢などをお伝えしていますが、


少しずつ、産後や育児支援の現場にいらっしゃる方々と協力しあいながら、

産後ケアサロンも開けたらいいなと思っています。






マドレボニータは、

日本でまだ「産後ケア」という言葉がほとんど知られていなかった

1998年からその必要性を社会に提唱してきた

いわば、日本における産後ケア文化の構築を目指してきたパイオニアの団体です。




私自身が産後だった頃に助産院でチラシを見つけ、

「フランスでは、国費で産後ケアがまかなわれている」

「マドレボニータとは、表面的な綺麗さではなく、清濁合わせのむ美しい母のこと」


という一文に衝撃を受け、


自分自身の産後ケアについてはもちろん、


当時より産婦人科でもお仕事をしていたため、

産後ケアについて学び続けたい、と


会員になったり、

岩手に移住してからは、

子育て支援サークルの仲間たちとボランティアとして活動に関わったり、

講師の先生をお招きするお手伝いをしたりしていました。



🍀



そうして、10数年が経ち、


日本でも、今住んでいる岩手でも

「産後ケアの大切さ」が当たり前のように言われるようになったことに


深い喜びと、「いよいよこれから」という気持ちを感じています。



🌻


私の職業のスタートは、


ベビーマッサージ講師、植物療法士として、


産婦人科や小児科、自宅や地域の中で、


前言語期の親子コミュニケーションと産後のアロマケアに携わることでした。




高校3年生の夏にハンディキャップを持ったお子さんとの出逢いを機に

セラピストを目指してから

大学時代は心理学を専攻、さらに親子のコミュニケーションに興味を持ち

医療系の国家資格(言語聴覚士)は持ちつつも(在学中に結婚)、


当時、通院が必要であった我が子への子育てをきっかけに、

自然療法へと舵をきり、今に至ります。

(なぜなら、植物や親子で触れあうことが、

 一番こどもや自分自身へのケアになり、子育ての助けになったからです)




ボディワークが健康に与える影響や大切さは、

アロマセラピー、ベビーマッサージやマドレボニータだけではなく

一時期、お手伝いさせていただいた

赤ちゃんと一緒に踊るベビーダンスからもたくさんのことを学びました。



母としても、悩みながら進んだ

無我夢中の子育て期だったように思います。





自宅サロンを


植物の香りと触れること、あそびが、

どんなに親子の育ち、人が人として大切にされること

自分自身であること を助けてくれるかを

身をもって感じているからに他なりません。


🌻




支援とは、できる人ができない人を助ける、という意味では全くなく、


その人が本来持っている力を発揮できるように支え合う


というマドレボニータの考え方に深く共鳴し、学び続けてきました。




報告会では、同期の仲間たちや講師の先生方から


たくさんの励ましや、アドバイスをいただきました。




これからも、



産後や育児支援に携わる、様々な専門職の方々、


当事者や当事者の周囲にいらっしゃる方々と一緒に



自分ができることでお役に立てて行けたら本当に幸せです。



























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